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【私が遠回りして気づいた】Webデザイン初心者が失敗しないための仕事につながる学び方

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こんにちは!
息子の「小1の壁」をきっかけに正社員を辞め、在宅ワークでwebデザイナーをしているchieです♩

Webデザインの学び方に迷っていませんか?

webデザインの勉強をはじめてみたけど──

  • このまま独学で進めていいの?
  • スクールって本当に必要?
  • 将来、仕事にするにはどう学ぶべき?

そんなふうに、「学び方」そのものに迷い始めていませんか?

私も、まったく同じ道を通ってきました。

YouTubeで学習したりCanvaを触り始めてみて、「楽しいけど、このままでいいのかな」と不安になったこと、何度もあります。

でも、遠回りしたからこそ気づいたんです。

Webデザインを仕事にしたいなら
実は「何を学ぶか」よりも「どう学ぶか」がすごく大事。

この記事でわかること

独学・スクール・ツールの違いと選び方

学び方がわからず失敗したリアルな体験談

私が遠回りしてたどり着いた「仕事につながる3ステップ」

Webデザインの学び方に迷うあなたにヒントになればうれしいです。

Webデザインの仕事につながる3ステップ(全体像)

まず最初に──

これが、私がたどり着いたWebデザインが仕事につながる”3つのステップ”です。

STEP1|まずは“見た目を整える”デザインの基本を学ぶ

STEP2|“サイトをつくる”ことで、伝わる流れを覚える

STEP3|「売る仕組み」を考えるマーケティングの力を知る

この全体像を最初に知っておくことが、最大の近道でした。

やみくもに手を動かすのではなく、
自分は今、どこにいるのか」「何が足りていないのか」が明確になることで、必要なスキルを効率よく身につけられるようになったんです。

このあとの章では、それぞれのステップをより詳しく解説しながら、
「どんな学び方が自分に合っているのか?」を判断するヒントをお伝えしていきますね。

Webデザイン初心者がよく迷う「独学・ツール・スクール」の基本まとめ

Webデザインを学びたい!と思ったときに、
まずぶつかるのが「どうやって学ぶのが正解かわからない」という壁ではないでしょうか。

  • 独学って、本当にできるの?

  • どんなツールを使えばいいの?

  • スクールって高そうだけど、必要なのかな?

私も、まさにそうでした。

検索すれば、無料で学べるサイトも出てくるし、CanvaやPhotoshopなどのデザインツールもいろいろ。

でも、何をどこまでやればよくて、どこから有料スクールに行くべきなのか──
正直、誰かに相談したくなるくらい迷っていました。

そして私は40代という年齢もあって、「この時間と労力、本当にムダにしたくない」と強く思っていたんです。

ここでは、そんな「最初のつまずきポイント」を整理するために、私自身が学び始めた頃の経験を交えながら、わかりやすくお伝えしていきますね。

独学はできるけど、挫折しやすい理由

今は、Webデザインを独学で学べる環境が本当にたくさんありますよね。

ProgateやYouTube、Canvaなど、無料から始められるツールも多く、私も最初は「まずはお金をかけずにできないかな」と思って少しツールを触っていました。

ゲーム感覚でプログラミングを学んでみたり、動画を真似しながらバナーを作ってみたり。
Canvaでそれっぽいデザインができたときは、「私にもできるかも!」と嬉しくなったのを覚えています。

最初はそれなりに楽しかったし、「私にもできるかも!」と思っていたんです。

でも、だんだんとこんな不安が出てきました。

  • これって、どこまでできれば“仕事”になるの?

  • この学び方で、本当に合ってる?

  • 次は何をすればいいんだろう…

教材をひと通り終えても、「結局、自分に何ができるようになったのか」がわからず、
できるようになっている実感が持てない

そしてそのまま不安になって、手が止まってしまう。

──これが、私が直面した独学の落とし穴でした。

しかも私の場合、Webデザインを学び始めたのは40歳を過ぎてから。
若い頃のように「とりあえずやってみる!」という勢いだけでは動けなくて、
「本当にこの学び方で合ってるのかな?」と、何度も立ち止まりました。

決して独学が悪いわけじゃない。
でも、学ぶ順番やゴールを自分で設定できないと、すごく挫折しやすい。
今なら、そうはっきり言えます。

独学でできるWebデザイン学習サイトまとめました

サイト名 学べる内容(やさしい表現) 特徴 料金
Progate HTML・CSSの基本や簡単なプログラミング スライド形式。初心者に優しい 無料プランあり
ドットインストール Webページ作成の基礎とプログラミング入門 3分動画で学べる 一部無料・プレミアムあり
chot.design Webデザインの基礎・画像加工・簡単なサイト制作 実践向け・掲示板付き 無料
SkillHub バナー制作・ホームページ制作の基礎 フリーランス向け動画講座 無料
Udemy 画像編集やWebデザインの操作を動画で学べる 買い切り型。講座種類豊富 有料(セールあり)

初心者が最初に使うべきツールはどれ?

まずは「作ってみる」から。Canvaで“できた!”を体験しよう

Webデザインを学び始めて、最初にぶつかるのが「どのツールを使えばいいの?」という疑問。

まず最初に知っておいてほしいのが、Webデザインには大きく分けて2つのスキル領域があることです。

  1. デザインスキル(見た目・レイアウトなど)
  2. コーディングスキル(HTMLやCSSなどで形にする力)

もちろん、両方できた方が強みになりますが、最初から全部を一気に学ぶ必要はありません。

「ちょっと面白そう」「何か作ってみたい」という気持ちがあるなら、まずはCanvaを触ってみるのがおすすめです。

Canvaのいいところ

  • 無料で使える

  • スマホアプリでもOK

  • テンプレートが豊富で操作もシンプル

  • とりあえずそれっぽいものが作れる

  • 「私でもできた!」という成功体験が得られる

私も最初は、Canvaでバナーを作って「デザインって楽しい!」とワクワクしたのを覚えています。楽しくないと学びを進められないですよね!

Canva“だけ”では広がらない。その先に必要な本格ツールとは?

もちろん、Canvaだけでも仕事になるケースはあります。

たとえば👇

  • Instagramの投稿画像

  • ブログのアイキャッチ

  • 単発のバナー制作 など

でも、単価は数百〜数千円程度で、納品して終わりということが多く、
「継続的に受注する」「提案もできる」デザイナーになるには難しいのが現状です。

もしあなたが──

  • クライアントの要望に合わせてゼロから構成を考えたい

  • LPやWebサイトをちゃんと作れるようになりたい

  • 「言われたことを形にする」だけでなく提案もしたい

…そう思っているなら、PhotoshopやFigma、Illustratorといった本格的なデザインツールにステップアップするのが必要です。

Webデザインツールまとめ

ツール名 向いている人 特徴 料金
Canva とにかくまず作ってみたい人 無料・テンプレ豊富・操作が直感的でやさしい 無料(一部有料プランあり)
Photoshop 画像編集・バナー制作を極めたい人 写真加工や合成に強く、デザイン業界の定番 有料(サブスク制)
Figma Webサイト・アプリ設計に興味がある人 UI/UX設計に強く、共同編集もできる 無料プランあり(有料プランあり)
Illustrator ロゴ・アイコン・印刷物を作りたい人 ベクター形式で高精度な図形制作が可能 有料(サブスク制)

独学とスクール、どっちが合う?迷ったときの判断ポイント

Webデザインの学び方でよく出てくるのが、「独学でいける?それともスクールに通うべき?」という悩みですよね。

私自身も、最初はこの選択にすごく迷いました。

調べてみると、スクールにはそれなりの費用がかかるし、独学ならコストはかからないけど、ちゃんと続けられるか不安で…。

どちらが正解ということはありませんが、自分の性格や環境に合った方法を選ぶことが何より大切です。

独学とスクールの違いを比較してみました

比較ポイント 独学 スクール
費用 ◎ 安い(無料〜) △ 数万円〜数十万円
学習ペース ◎ 自由に進められる △ カリキュラムに沿って進む
質問・サポート △ 自分で調べる必要あり ◎ メンター・質問対応あり
モチベーション維持 △ 自力で継続が必要 ◎ 環境と仲間で支えられる
向いている人 自分で調べるのが得意/継続できる人 不安が強い/最短で仕事につなげたい人

 

私自身は、「モチベーションの維持に不安があった」のと、「最初に順番を整理して学んでおきたい」という気持ちから、独学ではなくスクールを選びました

とはいえ、家計のこともあり、大きな出費は避けたくて…
結果、短期&低コストで学べる1ヶ月完結「Fammママwebデザイナースクール」を選びました。

【3スクール徹底比較】Fammを選んだ40代小学生ママのリアルな決断理由とは?「Fammスクールって若いママ向けじゃないの?」そう思っていた40代・小学生ママが、3スクールと比較した末にFammを選んだリアルな理由とは?実は40代・小学生ママこそ向いているスクールだった!?年齢や環境で迷っている方に、自分らしい在宅キャリアを見つけるヒントになる体験談です。...

遠回りして気づいた私の体験談|「それっぽく作れたけど、まったく伝わらなかった」

FammスクールでWebデザインの基礎を学び終えたあと、「このスキルを、どうやって仕事につなげよう?」と模索していた時期がありました。

そんなときに耳にしたのが👇

「LP(ランディングページ)は、1枚で完結するから納品が早くて効率的」
「単価も高めだから、フリーランスにぴったり」

この言葉にすごく惹かれて、「LPなら私にもできそう」「仕事にしやすいかも」と思うようになったんです。

それからは、構成テンプレを調べて見よう見まねでLPを組み立てて、バナーやボタンもそれっぽく作り、とりあえず1本、形にしてみました。

ちょうど知人が個人でサービスを始めるタイミングだったので、「試しにLPを作らせてほしい」とお願いし、実際に公開までこぎつけました。

「それっぽいページができた!」「これが案件につながる第一歩かも」と思っていました。

でも──

LPとしての成果は、まったく出ませんでした。

「何が悪かったのか?」が自分でもわからず、「やっぱりセンスがないのかな」と落ち込んだのを覚えています。

気づきを与えてくれたのは、次に関わった実案件でした。

その後、別のLP案件に携わる機会をいただきました。

そこでは、ディレクターさんが構成・設計をすべて用意してくれていて、私はその内容に沿って、デザインを担当するという役割でした。

そのときに、ようやくはっきりわかったんです。

「LPって、“設計がすべて”だったんだ」と。

この気づきは、LPに限らずホームページやバナーにも当てはまりました。
「おしゃれ」「見やすい」といった表面的な要素だけでは、
相手に届くものにはならないということ。

正直なところ、こうした設計についての視点は、私が通ったスクールではほとんど教わることはありませんでした。

たとえLP特化型のスクールや講座に進んでいたとしても、もし構成や設計が学べない内容だったら──

そこに気が付かずやっぱり同じように、遠回りしていたと思います。

実はLPを作れるだけでは、仕事にはならない

「LP(ランディングページ)は、1枚完結で納品も早い」
「単価も高めで、初心者でも収入につながりやすい」

Webデザインを学び始めると、そんな言葉を目にし「LPを学べば稼げるかも」と感じる方も多いのではないでしょうか。

──私もそのひとりでした。
(※その話は前章で書いたので、ここでは割愛します)

この章では、これからLPを学ぼうと思っている方が遠回りしないように
LPとは何か?どんなスキルが必要なのか?

そして、なぜ「作れるだけ」では意味がないのかをわかりやすくお伝えします。

LP(ランディングページ)とは、「売るための1枚ページ」

LP(ランディングページ)は、特定の商品やサービスを紹介し、
読者に「申し込み」「購入」などのアクションを起こしてもらう1ページ完結型のWebページです。

ホームページのようにメニューや複数のページがあるのではなく、
スクロールだけで完結し、1つの「行動」に特化した構成になっています。

SNS広告やキャンペーンなどからリンクされることも多く、まさに成果(売上)に直結するページです。

成果を出すには、“見た目のデザイン”よりも「設計」が大事

LPで結果を出すには、デザインスキルだけでは足りません

必要なのは、“読み手の行動をゴールまで導くための設計力”です。

たとえば👇

  • 誰に向けたページなのか?(ペルソナ設計)

  • どんな悩みを持った人が読むのか?(共感設計)

  • どの順番で情報を伝えれば行動してもらえるか?(構成設計)

こうした流れを設計できなければ、いくらおしゃれに見えても、ただの「流し読みされるだけのページ」になってしまいます。

この設計力こそが「マーケティング視点」

  • ページ全体の構成

  • 情報をどの順番で配置するか

  • 読者の感情をどう動かすか

  • 最後にどんなアクションへ導くか

こうした設計はすべて、マーケティングの視点がなければできません。

つまり、LPを作る=マーケティングを設計することなんです。

「伝わらないLP」を生む、ありがちな誤解

LPはシンプルで短期間で仕上がる──
そんなイメージから、初心者でも取り組みやすいと思われがちです。

私もそう思っていました。

たとえば、テンプレートを使って👇

  • ヘッダーを入れて
  • 実績を入れて
  • ボタンを置いて

一見、それっぽく並べれば完成するように見えます。

でも、なぜその順番で?なぜその言葉で?がわからなければ、どれだけ整っていても、読者は行動してくれません。

私は実際に「見た目はキレイ。でも反応ゼロ」のLPを作ってしまい、「なんでだろう」と頭を抱えたことがあります。

今ならはっきりわかります。
伝わらないのは、デザインじゃなく「設計」がないからだった。

LPは「マーケティング視点で設計する」もの。

ここまで読んで、「LPってむずかしいんだ」と思った方もいるかもしれません。
でも、これは不安ではなくチャンスです。

なぜなら、この設計力こそが、他のデザイナーと差がつく部分だから。

このあとの章では、そんな気づきをもとに「Webデザインをどう学んでいけばいいのか?」を、3つのステップに分けてわかりやすく解説していきます。

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Webデザイン仕事につながる学び方|遠回りしたからこそ伝えたい3ステップ

この章では、Webデザインを仕事につなげたい人のために、 私自身が実際に遠回りしたからこそ見えてきた「3つのステップ」を深掘りしてご紹介します。

40代から学び直した私だからこそ、 まず全体像を最初に知った上で、自分に合う学び方を取捨選択することが、何よりも近道になると実感しています。

STEP1|まずは“見た目を整える”デザインの基本を学ぶ

最初に身につけたいのは、「見た目を整える力」です。

  • 配色や文字のバランス

  • レイアウトの基本ルール

  • 見やすく・伝わりやすい情報配置のコツ

この段階では、とにかく手を動かして「作ってみる」ことが何より大切です。
CanvaやFigmaなどのツールを使って、SNSバナーや画像を真似て作ってみるところから始めてOK。

独学派
  • Canvaのテンプレートをいじって遊んでみる
  • バナー模写から「なんとなく配置バランス」を掴む
  • デザイン4原則(近接・整列・反復・コントラスト)を意識するだけで見栄えが激変
スクール派
  • PhotoshopやFigmaの操作だけでなく、「なぜこうデザインするか」が学べるカリキュラムを選ぶ
  • 質問できる環境があると、つまずきポイントも解消しやすい

STEP2|“サイトをつくる”ことで、伝わる流れを覚える

次は、Webサイトの制作を通して「使いやすく伝わる流れ」を作る力を学びます。

  • トップページと下層ページの構成

  • メニューやボタンなどの導線設計

  • WordPressやSTUDIOを使った実践的なサイト制作

このステップでは、「誰に、どの順番で何を伝えるか」の相手目線を意識する練習になります。

独学派
  • ProgateやドットインストールでHTML/CSSを学ぶ
  • 導線や情報の並びを紙に書き出してワイヤーを作ってみる
  • 直感的に操作できるSTUDIOを使って自分のポートフォリオを作ってみるのもおすすめ
スクール派
  • ホームページ制作が含まれているか確認
  • 構成・導線・ワイヤーフレームなどが学べる講座だとLP制作にもつながる

STEP3|「売る仕組み」を考えるマーケティングの力を知る

最後に身につけたいのが、「成果につなげるための設計力

LPなどの実案件で求められるのは、この視点です。

学ぶべきことは👇

  • 誰に向けた内容か?(ペルソナ)
  • どんな順番で読ませるか?(構成設計)
  • どんな感情を動かすか?(コピーや導線)
  • 最後にどんな行動をとってもらうか?(CTA設計)

この設計力こそが、「仕事として成果を出せるデザイナー」になるための土台になります。

独学派
  • 成果の出ているLPを見て「なぜこの順番か?」を分析する癖をつける
  • 書籍やSNSでも“構成解説”されているものを参考にする
  • コピーライティングや行動心理も少しずつ学んでおくと◎
スクール派
  • LP特化型でも「構成設計」や「マーケ思考」が含まれているかは必ずチェック
  • ペルソナ設計やセールスコピー、導線設計まで学べると実案件で活かせます
  • 実案件で活かせる「提案力」まで見据えると遠回りしない

まとめ|「全体を知ってから学ぶ」ことが、最大の近道になる

在宅ワークする女性

完璧にこの通り進める必要はありません。

でもこの3ステップの全体像を最初に知っておくだけで、情報に振り回されることなく、必要な学びを選んでいけるようになります。

  • ただ作る → 伝わるように作る

  • 見せるだけ → 行動してもらえる設計へ

この「学びの順番」がわかっているだけで、あなたの努力は、ちゃんと仕事につながる力に変わっていきます。

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chie
フリーランス/webデザイナー/ママ 息子の「小1の壁」をきっかけに20年勤めた大手企業を退職し、「家族との時間」と「やりがい」の両立を叶えた「在宅ワーク」について発信中!現在、安定月収30万円を目指してWebマーケティングに挑戦中!