
息子の「小1の壁」をきっかけに正社員を辞め、在宅ワークで月収30万円を目指しているchieです♩
「小1の壁」、不安すぎませんか?
特に、夏休み・・・。
1ヶ月間、毎日お弁当を持たせて、朝から夕方まで学童に通わせる…。
そんな子どもを想像すると、胸が苦しくなってしまう。
小学生の夏休みって、本当ならすごく楽しいもの!
友達と遊んだり、家でのんびりしたり、宿題をやったり。
小学生にとって「特別な時間」のはず。
私は子どもの頃そんな夏休みを過ごしてきたのに、
「子どもがかわいそう・・・」
「みんなどうやって乗り越えてるんだろう?」
そう思って、この記事にたどり着いたあなた。
きっと今、
・このモヤモヤから解放されたい
・本当は仕事を辞めて、子どもに安心して学校に通ってほしい
・夏休みも、思いきり楽しませてあげたい
そんな気持ちを抱えていませんか?
私も当時、検索魔になっていろんな記事を読みあさっていました。
でも、出てくるのは
「なんとか乗り越えました!」という成功体験ばかり。
私が本当に知りたかったのは、「乗り越えなかった人」のリアルな声でした。
この記事では、
小1の壁を「乗り越えない」という選択をした私が感じた、心の余裕と子どもの笑顔についてリアルにお話します。
◆ 小1の夏休みのリアルと、実際に何が大変なの?
◆「子どもに寄り添いたい気持ち」に正直になる3つのヒント
◆ それでも「辞めたい」と思った時のために。ゆるっと始める準備3選
本当は、子どもに夏休みを思いっきり楽しませてあげたい。
そんな気持ちを抱えているあなたが、これからの選択に少しでも自信を持てるきっかけになれたらうれしいです!
小1の夏休みのリアル|ママがお家にいて良かった

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毎朝、お弁当を作ってバタバタと準備し、子どもより早く家を出る毎日。
「ちゃんと鍵をかけて出られたかな?」「学童で楽しく過ごせているかな?」と、仕事中もずっと気がかりだったと思います。
学童にお迎えに行って帰宅したら、夕食を作って洗濯して、宿題を見て・・・
そんな日々を1ヶ月続けていたら、私はきっと疲れ果てて、子どもと向き合う余裕なんてなかった。
息子にとっても、きっと「夏休みの思い出」なんて、何も残らなかったかもしれません。
でも、仕事を辞めて、子どもと一緒に過ごした夏は、心から「よかった」と思えたんです。
夏休みが終わる頃、ぽろっと息子が言ってくれたこの言葉。
「夏休み、たのしかった。ママがおうちにいてくれてよかった」
それだけで、あの決断は間違ってなかったと確信しました。
ここからは、「もし辞めていなかったら…」という想像をもとに、小1の夏休みに立ちはだかるリアルな壁をお話しします。
夏休み中の学童解放は8:00から。出勤時間の方が早いなんて心配すぎる!
息子が通う公立学童は、夏休み中の開所時間が朝8:00から。
でも私は、保育園時代は朝7時過ぎに預けて出勤していたので、どうしても息子より先に家を出なければなりません。
・息子が1人で鍵を閉めて家を出る
・私と一緒に家を出て、マンションの下で時間を潰させる
その2つの選択肢しかありません。
え、ムリすぎる・・・!
「ちゃんと鍵を閉められるかな…」「ちゃんと学童に行けたかな…」そんな不安を抱えながら、満員電車に揺られて出勤する毎日。
学校がある日は一緒に行くお友達もいたけれど、夏休みは違う。
仕事休んであげたいけど…
お盆の時期も仕事だった私。
保育園の頃と同じように、またあの子に我慢させちゃうーー
「やっぱり、かわいそうかもしれない。」
そんなモヤモヤが、日に日に膨らんでいくでしょう。
でも、実際には私は在宅ワークを始める選択をし、
息子は週に1〜2回だけ、お友達と一緒に「行きたい!」と言った日に、楽しそうに学童に行っていました♩
毎日のお弁当はママも子も苦痛。たまにだったら楽しいね♩
出勤前でバタバタな朝、お弁当作るのってしんどいですよね。
しかも真夏。しっかり保冷して持たせても、ご飯は冷えて硬くなってしまう。
うちの息子は偏食ぎみで少食。メニュー選びも量の調整も毎日がため息をついてしまうほど悩ましいんです。
夕方にはぐったり帰宅して、お弁当箱と水筒を洗って、「明日は何にしよう…」と頭を悩ませる。
ーーこれを1ヶ月続けるなんて、想像するだけでしんどい。
正直、私も息子も、お弁当は苦痛だったと思います。
でも実際は、在宅ワークを始めたことで、
「明日、お弁当持ってお友だちと食べたい!」と息子が言った日にだけ作るスタイルに♩
今どき小学生の夏休みの宿題ってこんなに多いの?ママが一番がんばった!
「夏休みの宿題って多いよ〜」と噂には聞いてたけど…
想像の5倍、大変でした。笑
・漢字とさんすうドリル
・毎日のひとこと日記
・絵日記
・工作
・アサガオの観察日記×2
・タブレットの課題学習
・足し算と引き算の計算カード音読
この中で、息子ひとりでできるのはドリルくらい。
他はぜんぶ、私のフォローが必要でした。
工作ではYouTubeで小学生が作れそうなものを検索し材料をそろえて、一緒に作って・・・あれ?気がついたら息子飽きてる・・・苦笑。
アサガオの観察日記も、毎朝忘れずに水やりして、ちゃんと観察させて、絵日記書かせて…
そして夏休み明けには、鉢を自転車で学校まで運ばないといけない。
さらに、宿題だけじゃ終わらない!
ノートや鉛筆の補充、使いかけのクレヨンや道具箱の中身を整理して…。
「え、これってママの夏休みの課題!?」
って思うくらい、私の方ががんばってたかもしれません。笑
これらのこと、もし会社員のままだったら本当に大変だったと思います。
でも、会社を辞めたからこそ――
・スイミングの短期講習に通わせてあげられた
→毎日付き添いで成長を見届けられた✨
・息子と二人でゆっくり帰省できた
→二人で電車&バス旅は楽しい思い出に♡
・毎日、お友達と外で思いきり遊ばせてあげられた
→息子は結局これが一番楽しそう!笑
そんな、私が子どもの頃過ごしたような「普通の夏休み」を、ちゃんと一緒に楽しむことができました。
「子どもに寄り添いたい気持ち」に正直になる3つのヒント

ここまで、夏休みのリアルな想像をお伝えしましたが、
本当に苦しいのはーー
子どもに楽しい夏休みを過ごしてほしいのに、我慢させている気がすること。
友達と遊んだり、「ここ行きたい!」を叶えてあげたり、思い出をたくさんつくってほしい。
私が子どもだった頃、夏休みってそういう時間だったはず。
本当は、子どもに寄り添ってあげたい。
でも「それって甘やかし?」「そのために正社員を辞めるなんてもったいない」って、自分の気持ちに蓋をしてしまっている人もいるのではないでしょうか。
ここでは、そんな自分の気持ちに正直にに向き合うための3つのヒントをご紹介します。
①「今しかない」に心を向けてみる
子どもとの時間は本当に限りあるもの。
赤ちゃんの頃の写真を見て「この頃にはもう戻れないな…」と切なく感じたこと、ありませんか?
同じように、小学1年生の今だって、もう二度と戻らないんです。
仕事は一時休めても、子どもとの時間は取り戻せません。
「今しかない」この時間に、少しだけでも心を向けてみてください。
② 正社員にこだわる理由を考えてみる
「辞めるなんてもったいない」
「正社員じゃないと不安」
ーーその気持ちもすごくわかります。
でもそれは、自分の本音ですか?
誰かの価値観や「こうあるべき」に、無意識に縛られていませんか?
正社員を辞めることは「悪」でも「間違い」でもありません。
本当に大切にしたいことのために選ぶ、「前向きな決断」でもあるんです。
③ 回避策を一通り考えた上で、子どもと話し合うという選択肢も
「寄り添いたいけど、やっぱり辞めるのは難しい…」そんな方ももちろん多いですよね。
だからこそ、できる工夫を全部出して、子どもと一緒に話し合うことが大切です。
たとえば↓
・民間学童やサマースクールを利用する
・祖父母の家にしばらく滞在させる
・パパと交代で休暇を取る
・留守番の練習を少しずつ取り入れる
ママが全部頑張るのではなく、家族で話し合って「うちはこれでいいよね」と納得できたら、ママの心の重荷は少し軽くなるはずです。
それでも「辞めたい」と思った時のために。ゆるっと始める準備3選

「今すぐ辞めるのは難しいけど、いつか…」
そんな気持ちが少しでもあるなら、今からゆるっと始められる準備をしておくと安心です。
いざという時に慌てないために、今から少しずつ心の準備を始めてみませんか?
①今の生活費と固定費を把握しておき、減らせるところがないか見直してみる
辞めたくても辞められない最大の理由――それは「お金」ですよね。
でも実は、家計の見直しだけでも心の余裕は生まれます。
・保険
・電気ガス水道
・携帯電話
・生活費
・サブスク
・食費や外食費
意外と見直せるところがあります!
私自身、会社員時代に付き合いで入った保険や、なんとなく使っていたサブスク、外食中心のランチを見直したことで、毎月7〜8万円の支出削減に成功しました。
さらに、退職後には夫の会社の家族手当などもあり、結果的に会社員時代より月10万円ほど生活費が浮いています。
この「浮いた分」で、
・午前中だけパートに出る
・在宅でできることを始める
そんな選択肢も持てますよね?
いざという時に「やっぱりムリかも…」と諦めないために。
固定費や生活費を把握し見直しておくだけでも「いつか辞める自信」が生まれます。
②「本当にやりたい働き方って?」自分の気持ちを深掘りしてみる
今の仕事、「本当にやりたいこと」ですか?
やりがいもあるし、ずっと続けてきたし…
でもその「やりがい」の本当の正体はなんでしょう?
私自身、20年勤めた事務職にはやりがいを感じていましたが、自分のことを深堀りしてみると、私のやりがいは「誰かに感謝され、役に立てる実感」だったんです。
それって、今の会社じゃなくても叶えられるのでは?
そう気づけた瞬間、「今の働き方にこだわる必要はない」と思えるようになりました。
・子どもの頃、どんなことが嬉しかった?
・これまでで一番「感謝された」経験って?
・人に頼られて嬉しかったことは?
「本当にやりたいこと」は、意外と「過去の体験」にヒントがあるかもしれません。
ちょっと立ち止まって考えてみて欲しいです!
③「在宅ワーク」という働き方を知るだけでも未来が見えてくる
子どもに寄り添いながら、やりがいも諦めない。
そんな働き方が「在宅ワーク」にはあります。
でも在宅ワークって、データ入力とか副業っぽいイメージが大きい・・・
実は在宅ワークには未経験でも始められる仕事がいっぱいあるんです。
・Webライター
・Webデザイナー
・SNS運用代行
・オンライン秘書
・動画編集者
など
専門知識がないとできなそうなイメージがあるかもしれませんが、そんなことありません。
私自身も、40代・未経験からWebデザインを学び、今ではデザインだけでなくSNS運用や動画編集、事務代行の仕事もしています。
まずは「在宅ワーク」という選択肢を知るだけでも、子どもと寄り添う未来の想像ができませんか?
私が「小1の壁を乗り越えない」と決めて、退職した理由

正直、20年勤めた大手企業を辞める決断はすごく怖かったです。
仕事も好きだったし、まわりには「小1の壁を乗り越えたママ」ばかり。
「辞めるのはもったいないよ」
「子どもなんてママが働いていてもちゃんと育つよ」
「正社員辞めるなんて・・・」
そんなふうに言われては、「やっぱり辞めない方がいいのかな」と揺れる毎日。
ーーでも私は、毎日モヤモヤしてました。
「かわいそう」「一緒にいたい」って思う自分を無視して、世間の「正解」に合わせようとしていたんです。
でもある日ふと、「このまま時間が過ぎてしまったら…」と想像して、ハッとしました。
息子との時間は、今しかない。
そう思って、会社を辞める決断をしました。
もちろん不安もありましたが、辞めた今、後悔はしていません。
「ママがいてくれてよかった」と笑う息子の顔を見て、あのとき正直になってよかったと、心から思っています。
子どものために仕事を辞めることが正解とは思っていません。
価値観や家族の状況によって正解はそれぞれだから。
でももし、このブログを読んでくれたあなたが今「本当は辞めたいのに、決断できない…」と悩んでいるなら、かつての私と同じような状況なら、
そんなあなたの背中を、そっと押せたら嬉しいです。
自分の気持ちを無視せず、「自分の正解」を見つけられますように。
最後まで読んでくださりありがとうございました。