
息子の「小1の壁」をきっかけに正社員を辞め、在宅ワークをしているchieです♩
こんなお悩みありませんか?
- 子育てと仕事の両立がうまくいかない
- 朝も夕方もバタバタで、毎日時間に追われている気がする
- 学童の迎えや宿題のサポート…“小1の壁”が想像以上につらい
頑張ってきたけれど、
「このまま正社員として働き続けるのは、もう限界かもしれない…」
そんなふうに感じることはありませんか?
でも、ふとよぎるのが──
「正社員を辞めたら、本当にやっていけるの?」
という、収入に対する現実的な不安。
私もまさにその状況でした。
20年間、正社員として働いてきた私が退職を決めたのは、子どもの「小1の壁」に直面したとき。
「もっと子どもとの時間を大切にしたい」
と思い切って決断したものの、収入がなくなる不安は、正直なところ想像以上に重かったんです。
けれど、退職後にある「たった1つの行動」をしたことで、驚くほど気持ちがラクになり、収入の不安を手放すことができました。
今では、在宅ワークをしながら家族との時間を大切にし、
「辞めてよかった」と心から思える毎日を送れています。
この記事では、
私が退職直後にやった「収入の不安をなくせた、たった1つのこと」と、リアルな家計の中身を公開しています。
参考になればうれしいです!
正社員を辞めたあと、まずやったお金の不安を減らす制度の活用

正社員を辞めたあと、まず不安になったのは「この先、生活は本当にやっていけるのか?」ということでした。
収入がゼロになるわけではないと頭ではわかっていても、実際に退職してみるとその不安はリアルに襲ってきます。
そこでまず私が取りかかったのが、「制度を使って安心の土台をつくること」でした。
夫の扶養に入る手続きで社会保険料をカット
正社員を退職するとき、多くの人が悩むのが健康保険や年金などの「社会保険」の手続きです。
私も「国民健康保険に切り替える?」「任意継続?」「扶養?」といろいろ調べました。
その中で、すぐに再就職の予定もなかった私は「夫の扶養に入る」という選択をしました。
👉 退職後の社会保険について、私はサンデーマネーチャンネルさんをかなり参考にしました!
さらに、
夫の会社では配偶者を扶養に入れると「家族手当(月19,000円)」が支給される制度があり、思わぬかたちで家計の支えにもなりました。
失業保険を申請して、働き方を見直す時間を確保
これは退職直後ではなく、子どもの小1の壁が少し落ち着き、「そろそろ働こうかな」と思い始めたタイミングでした。
ハローワークに出向き、離職票を提出して求職の申し込みを行い失業保険をいただくことができました。
※申請予定がある方は、退職時に会社から離職票を受け取っておくのがおすすめです。
私はその後、求職活動の中で在宅ワーク(フリーランス)という働き方に出会い、結果的に再就職はせず、失業保険を満額(約60万円)受給しました。
(※なお、求職活動中に再就職が決まると「再就職手当」が支給される場合もあります)
👉 失業保険についてもサンデーマネーチャンネルさんがとてもわかりやすかったです
▶ 扶養と失業保険の切り替えタイミングに注意!
失業保険の受給中は扶養に入ることができないという制度上のルールがあります。
ただし、受給開始までには約2ヶ月の待機期間があるため、私は「待機期間中は扶養内」で、受給開始のタイミングで扶養を外す手続きを行いました。
支給終了後には再度、夫の扶養に戻ることでスムーズに制度を活用することができました。
これら「扶養」と「失業保険」の制度を活用し手続きを終えたことで、正社員を辞めても無収入ではないという安心感を確保することができました。
「収入の不安」を根本から見直せたのは、「家計の見直し」だった

制度のおかげで「いきなり完全に無収入になる」という事態は避けられました。でも、正社員として約350万円あった年収がゼロになる現実は、やっぱり不安。
ただ、実は正社員として20年間働く中で、毎月どれだけお金を使っているかを明確に把握していなかったんです。
そこで退職して初めて、「そもそも生活費って何にどれくらい使っているんだろう?」と見直すきっかけになりました。
まずやったのが「なんとなく使っている生活費の見直し」
いきなり家計簿アプリで完璧を目指すと続かないと思い、まずはノートに「固定費」「変動費」をざっくり書き出しました。
すると出てくる出てくる…👇
- 複数契約していたサブスクや定期購入してたもの
- 通信費・電気代が高すぎた
- ネットショッピングでの「なんとなく買い」
- 平日のランチやカフェ通い(OL時代は毎日外食)
- 疲れて惣菜や外食に頼ってた夕飯
そこで、見直しできそうなところから手をつけました。
すると、結構な額の「ムダ使い」を発見・・・!(金額はあとで公開しています。)
最大のインパクトは「保険の見直し」
1番インパクトが大きかったのは「保険」でした。
これまで「なんとなく」「もしものために」と考えていた保険ですが、実際には内容をほとんど把握せず、20年も掛け捨て状態。
保険金を使ったこともありません。
退職後、時間ができたことで国の高額療養費制度などを調べ、「全てを民間保険で備える必要はないかもしれない」と気づきました。
でも保険は専門用語も多く判断が難しい…
そこで私は保険だけでなく家計のことも一緒に相談したかったので、たまたま広告で出てきた保険チャンネルという無料のFP相談をうけることに。
正直、最初は「本当に無料なの?」「無理に勧誘されたら…」という不安もありましたが、
実際には相談・見直し・契約しない場合も含めてすべて無料。
調べたところ、運営は保険会社からの紹介料で成り立っているため、利用者側の金銭負担はなしという仕組みでした。
結果:保険料カット&返戻金の臨時収入
わが家(私・夫・子ども)が加入していた保険をすべて見直してもらい、
- 保障の重複や不要な契約を整理
- 最低限必要な保障だけを残す
-
年金や医療に関する備えもバランスよく設計
結果として、
なんと115万円ほどの返戻金をゲット!
(今までそれ以上に払ってきたということなんですが…)
という金額的メリットもありましたが、何よりも大きかったのは、「わが家は何に備えていて、今何にいくら払っているか」が初めて“見える化”されたこと。
この感覚が、それまで抱えていた「なんとなくのお金の不安」を、安心へと変えてくれたんです。
さらに、将来のお金まで見直せるように
ありがたいことに、担当してくれたFPさんとは今でもやり取りがあり、
• 退職金の一部を外貨積立で運用
• 学資保険をNISAへ移行
• 余剰資金を長期投資に回す
など、「いまの出費を見直す」だけでなく、「将来もらえるお金をどう増やすか」まで相談できたことで、私はようやく、「この先もやっていけそう」と心から思えるようになりました。
FPさんはわが家のお金全体を整えるパートナーとして頼れる存在です!
ではこのあと、実際に家計がどれだけ変わったのか、実例として金額を大公開!
【実例】わが家の支出改善と一時収入まとめ
実際に数字を整理してみたら、驚くほど「余白」が生まれていました。
月々の支出を見直して削減できたお金と、継続的な収入はこちら👇
※お恥ずかしながら、わが家の“ムダ遣いっぷり”がバレますが…!
見直し/収入項目 | 月あたりの効果 |
---|---|
保険の見直し | 約15,000円削減 |
ランチ・カフェ代の見直し | 約25,000円削減 |
惣菜・外食費の見直し | 約10,000円削減 |
洋服や雑貨などの無駄な買い物 | 約15,000円削減 |
通信費・サブスク・光熱費などの見直し | 約20,000円削減 |
家族手当(扶養により) | +約19,000円支給 |
合計 | 約104,000円の改善 |
さらに、退職後に得られた一時的なお金👇
一時収入項目 | 金額目安 |
---|---|
保険の返戻金 | 約1,150,000円 |
失業保険(満額) | 約600,000円 |
退職金 | ※非公開 |
合計(参考) | 約1,750,000円+退職金 |
「会社員の収入がなくなったら生活きつい」は思い込みだった

正社員時代の年収は約350万円。
辞めた直後は、「それが丸ごとなくなる=毎月にすると約30万円の赤字!」と思い込んでいました。
でも──
生活を見直してみると、月に10万円以上の余白が生まれ、
「今後は月20万円程度の収入があれば、これまでと変わらず暮らせる」と実感するように。
しかもこれは、特別に節約を頑張ったわけではなく、それまで何となく流れていたお金の使い方を見直しただけ。
さらに、失業保険や退職金といった一時的な収入があったことで、
「すぐに働かなきゃ」ではなく「次にどう働くかを考える時間」が生まれました。
この「余白」があったからこそ、私は正社員を辞めてもまったく後悔せず、むしろ在宅ワークやフリーランスといった新しい働き方に、前向きな気持ちで向き合えるようになりました。
まとめ|正社員を辞めたら後悔?

「会社員=安定」「正社員じゃないと不安」
そんなふうに思っていたのは、ほかでもない自分自身でした。
今、もしあなたが
-
子育てと正社員の両立に限界を感じている
-
でも収入が減るのが怖くて、辞める決断ができない
そんな思いで揺れているなら、まずは「正社員でなくても、どう暮らしていけるか?」という視点で考えてみてください。
私は、退職後に「家計の見直し」というたった1つの行動をしたことで、収入の不安から抜け出し、新しい働き方を前向きに選ぶことができました。
私の経験が、あなたのこれからの選択のヒントになればうれしいです。
