
息子の「小1の壁」をきっかけに正社員を辞め、在宅ワークで月収30万円を目指しているchieです♩
こんなお悩みありませんか?
- 育児との両立が大変で、このまま働き続ける自信がなくなってきた
- 子どもの急な発熱でまた休み…会社に申し訳なくてしんどい
- 在宅ワークしてるママが羨ましいけど、自分には現実味がない…
出勤前はいつもバタバタ。
パンをかじりながら、子どもに「早くご飯食べなさい!」とまた怒ってしまった。
そんな自分に、ふと自己嫌悪。
子どもの急な発熱に、「すみません…」と会社に連絡するたび虚しくなる…
「もう少し自由な働き方ができたら…」
だけど——
ここまで頑張ってきたこの仕事。
正社員、辞めたらもったいないよね?
でも、このまま続けるのも、しんどい。
そんな葛藤の中で、この記事にたどり着いたあなたへ。
私もかつて、息子の小1の壁をきっかけに「この働き方を続けていけるのか?」と悩み、
20年勤めた大手企業の正社員という肩書きを、手放す決断をしました。
当時の私が本当に知りたかったのは、こんなことです。
・正社員を辞めることは、本当に「もったいない」の?
・メリット・デメリットはわかるけど、それって“私に”あてはまる話なの?
・それより、私自身は本当はどうしたいの?
当時の私と同じように
迷ってなかなか前に進めないあなたの、小さなヒントになれたら嬉しいです!
◆「正社員を辞めたらもったいない」は他人の価値観かも!?
◆ 辞めるか辞めないかじゃなくて、自分が納得できるかどうか
◆「もったいない」の裏で、実は失いかけていた大切なもの
◆ 正社員を辞めるのは終わりじゃなくて、新しい選択肢
「正社員辞めたらもったいない」って…それ、本当にあなたの気持ち?

「正社員辞めるなんてもったいない」
もしかすると、あなたがそう思うようになったのは、同僚や上司、家族など、周りの人にそう言われてきたからではないでしょうか?
「もったいない」と言われる理由は、こうした「安定」を手放すことへの不安から来ていますよね👇
・安定したお給料
・ボーナス
・福利厚生
・時短制度やワーママへの理解
・将来もらえる厚生年金
また、「今から転職は難しい」とか、「次も正社員にはなれないかも」なんて不安もありますよね。
たしかに、こうして並べてみると、正社員を辞めることは「もったいない」と思うのも自然なこと。
でも──
その言葉に縛られて、無意識に自分の選択肢を狭めていたかも・・・。
なぜなら、「もったいない」は大抵「他人の価値観」だからです。
あなたにとっての価値観はなに?本当に大切にしたいのは、どんな働き方?
ぜひ一度立ち止まってみてほしいんです。
「正社員=安定」「正社員を辞める=リスク」
そう思い込んでいるなら、まずはその「当たり前」を疑ってみませんか?
それが、今のモヤモヤから一歩進むためのヒントになるかもしれません。
私自身、辞めることを上司や同僚に伝えたとき、
「えっ、もったいないよ!」「正社員手放すなんて、やめたほうがいいよ」と何度も言われました。
そんな言葉をかけられるうちに、最初は「子どものために退職したいって思うのは間違ってるのかな…」と落ち込んでしまって・・・。
いったん決めたはずの退職も、「たしかに、せっかく入った大手企業だし、辞めたら損するかも…」と、結局また揺らいでしまったんです。
そこから、「もったいない」は本当の私の気持ちなのかな、と見つめ直すきっかけになりました。

辞める・続ける、どっちが正解?…じゃなくて、「今に納得できてるかどうか」を考えてみる

正社員を辞めるか、続けるか──
いきなり二択をせまられると、どちらが正解かを考えなくてはいけなく焦ってしまいませんか?
私もそうでした。
ネットで体験談を読みあさったり、退職後のリスクをひたすらシミュレーションしたり。
でも、考えれば考えるほど、答えは出ないままでした。
そんなときにおすすめしたいのが、「正解を決める」のをやめて、「自分が納得できるかどうか」で考えてみること。
他人の意見ではなく、今の自分の働き方や気持ちに合っているか?
その視点で見つめ直すと、意外な気づきがありました。
ここでは、「今の自分に納得できてるか」を見つけるチェックリストをご紹介します!
日常の小さなモヤモヤに気づく
朝から晩まで、慌ただしく過ぎる1日に余裕がないと感じたことはある?
子どもに「早くして!」などと何度も言ってしまって、あとで自己嫌悪になることがある?
平日、子どもと向き合えている時間に満足できてる?
子どもに「学校行きたくない」「学童行きたくない」と言われて無理やり行かせたことに心が痛くなったことがある?
心のブレーキを確認する
(収入?周囲の目?自分のキャリア?)
今より収入が減っても、「子どもとの時間を優先したい」という気持ちはある?
「辞めたら後悔するかも」と思う理由はなんだろう?
仕事への想いとこれからの自分
今の仕事に、やりがいを感じている?(仕事内容・人間関係など)
「この会社じゃないとダメ」「今の仕事じゃなきゃダメ」と言える理由は何?
仕事のやりがいは?他の仕事では同じやりがいを得られない?
5年後、10年後も今の働き方を続けられているいる自信はある?
あなたがもし、「これ、どうしても引っかかるな…」という項目があれば、ぜひ、そこを少し深掘りしてみてください。
私が強くひっかかったのは、
「5年後、10年後も今の働き方を続けられているいる自信はある?」という問いでした。
たとえ今、小1の壁を乗り越えられたとしても、きっとまた3、4年生、中学生…どこかでまた同じように悩む気がしたんです。
むしろ、時短制度が使えなくなった後の方がもっと厳しいのかもしれない。
そう考えたとき、「今が一番若い。働き方を変えるなら、今かもしれない」
そう思えるようになりました。

「もったいない」の裏で、実は失いかけていた大切なものは・・・

私が「もったいない」と思って守ってきたものは、こんなものでした。
・安定したお給料とボーナス
・会社での評価と信頼
・大手企業というブランド
働いていた会社は、福利厚生も制度も整っていて、女性やママへの理解もある、本当にありがたい環境。
時短制度もあり、定時であがることにも周りの理解がありました。
だからこそ、「仕事でしっかり貢献しよう」と、私も一生懸命がんばってきました。
…でも、
さっきのチェックリストで自分の本音と向き合ったとき、「もったいない」と思って守ってきたものの裏で、私が失いかけていた大切なものがあったことに気がついたんです。
たとえば、
夕方のお迎えの時間に間に合わずに、保育園で最後の一人になって泣いていた息子の顔。
「今日もほいくえんなの?」と言われ胸が痛みながら息子を保育園に預けて会社に行ったこと。
帰り道にスーパーへ寄って、バタバタと夕食を用意して、
「早く食べて!」「お風呂行くよ!」と怒ってばかりの自分。
そのたびに、夜子どもの寝顔を見ながら、「今日もまた余裕がなかったな…」と自己嫌悪になる日々。
正社員でいることが正解だと思っていたけど、
「今しかない時間」を、毎日少しずつ失っていたかもしれない。
そんなことを気がつきました。

本当に子どもとの時間ってあっという間なんですよね。
正社員を辞める=キャリアの終わりじゃない。新しい選択は勇気がいるけど素敵なこと!

正社員を辞めることは本当に怖かったです。
退職したあと、ぽっかりと心に穴があくんじゃないかって、ずっと思っていました。
でも実際に退職してみたら──
これまで失いかけていた時間を、取り戻せたような気がしました。
毎日、息子との時間をたっぷり楽しんで、気がつけば会社のことなんて、思い出す余裕もないくらい。笑
朝、「いってらっしゃい」と送り出して、ベランダからこっそり見届ける息子とお友達のじゃれ合う後ろ姿にかわいい!と思ったり、
帰ってくるときは、「おかえり!」とベランダから手を振る私を見つけて嬉しそうに走って帰ってくる息子にキュンとしたり。
そんな些細な時間は、これまでのバタバタで余裕のない日々にはなかった、何よりの喜びでした♡
また、
1年生のトレードマークの黄色いカバーのランドセル、登下校を見守る地域のボランティアのおじさんたちの優しいかけ声や、登校を玄関先で見守るママたち。
朝7時に出勤していた頃は知らなかった光景に、なぜか胸が熱くなって、
「ああ、こういう日常があったんだ」って、はじめて気がついたんです。
これまで当たり前に通り過ぎていた毎日が、
会社を辞めたことで、かけがえのない幸せに変わりました。
そして、在宅ワークをはじめてからは、
新しいチャレンジにまたやりがいを感じられるようになりました。
あの時は、「正社員を辞めたらもったいない」という言葉に縛られていたけど、
自分の本音に向き合って良かった、と本当に思っています。
正社員を辞めることはキャリアの終わりじゃないんです。
むしろ、自分らしい生き方のスタートなのかもしれません。
新しい選択には勇気はいるけど、本当に素敵なこと!
それは自分で納得のいく答えを出せたから。
あなたが、自分の気持ちに正直になって、
納得できる選択ができることを、心から応援しています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。