
息子の「小1の壁」をきっかけに正社員を辞め、在宅ワークで月収30万円を目指しているchieです♩
こんなお悩みありませんか?
- 何をやっても続かない。やる気はあるのに三日坊主ばかり
- 頑張りたいのに、気づけばスマホを見て終わっている
- 「またやめてしまった…」と、自己嫌悪のループから抜け出せない
「どうして私は何をやっても続かないんだろう」
そんなふうに、自分を責めてしまうこと、ありませんか?
本当はやりたいこともあるし、続けたい気持ちもある。
でもいつも三日坊主で、
「私って続けられなくてダメだな…」と落ち込む。
実はそれ、あなただけじゃありません。
そして、あなたが何をやっても続かないのは、
意志が弱いからでも、怠けているからでもないんです。
私自身もずっと、何をやっても続かない自分に悩んでいました。
でもあるとき、「脳の仕組み」に原因があると知って、
初めて「続かない自分」を許せるようになったんです。
この記事では、
「どうせ何をやっても続かない…」と落ち込んでしまうあなたに向けて、
脳科学の視点から、心が少しでも軽くなる3つのヒントをお届けします。
◆「何をやっても続かない」のは、意志ではなく「脳の仕組み」だった
◆ 三日坊主でも大丈夫!「再スタートできたらOK」と思える考え方
◆ 自己否定をやわらげる、脳のクセとの上手な付き合い方
続かないのは意志の弱さじゃない!脳の防衛本能|ホメオスタシス

「何やっても続かない私って、やっぱりダメだな…」
と思ってしまうこと、誰でもありますよね。
でもそう思ってしまうのは、とても自然なことなんです。
決してあなたの意志が弱いせいではありません。
なぜかと言うと——
実は私たちの脳には「現状維持を守ろうとする本能」が備わっているんです。
「ホメオスタシス」は、「変化を避けて、今の状態を保とうとする脳の性質」のこと。
もともとは命を守るために進化の過程で備わった機能。
たとえば、
体温が上がれば汗をかいて下げようとする、寒ければ震えて熱を生もうとする…
これもホメオスタシス。つまり脳の正常な防衛本能なんです。
そしてこのホメオスタシスは、行動や習慣、思考や記憶においても働くということが科学的に証明されているんですよ!!
- 早起きを始めようとすると「まだ寝ていたい…」と感じる
- 新しい習慣を始めたら「面倒くさい」「今日はいいか」と感じる
- ダイエットで変わりたいのに、つい食べてしまう
こうした反応はすべて、脳が「変わる=危険かもしれない」と判断して、
元の自分に戻そうとしているサイン。
つまり、
何をやっても続かないのはあなたの意志が弱いからじゃなくて、
脳の防衛本能が正常に働いている証拠なんです。
たとえば私も、
「朝にジョギングする習慣を始めよう!」と意気込んだのに、3日目で寝坊して一気にやる気がなくなってしまったり、
「今日からダイエット!と甘いものをやめていたのに次の日我慢できなくて食べてしまったり——
「私って本当に何やっても続かないんだ…」と落ち込んだんですが、
実は、脳が正常に働いて、新しいことを危険と判断しやめさせにきてただけだったのかも、なんて考えるようになってからは、
「また脳に戻されてるな〜(苦笑)」とちょっと俯瞰して見られるようになりました。

あなたが続かなかったのは、意志が弱いからじゃない。
変化を拒んで脳が今のあなたを守ってくれていたんですよ。
だからもう自分を責めなくていい。
まずはこの「脳の仕組み」に気づくことが、変わるための最初のステップです。
再スタートできたら、それはもう続けられてる|完璧じゃなくてOK

わかります。
私も、「脳の仕組みのせいだった」と知ってちょっと安心した反面、
「でもこのままじゃ何も変わらない」と焦ってしまったことがありました。
でもあるとき気づいたんです。
「また始められたら、それはもう続けている」って言ってもいいんじゃないかって。
なぜなら、脳の仕組みには、実は「戻る力」もあるんです。
つまりホメオスタシスが「いつもの習慣に戻ろう」と働いているのです。
だから裏を返せば、私たちが「またやりたい」と思えた時点で、もう脳は変化を受け入れ始めているのかもしれません。
継続=毎日完璧にこなすことではありません。

私は以前から「英語を話せるようになりたい!」と何度も英語の勉強を始めては挫折を繰り返してきました…。
- マンツーマンの駅前留学
- 中学生の教材を買って自分で学習
- オンラインサロンに入会
- 世界中の人とチャットできるアプリで友達作り
- オンライン英会話スクール
- 英会話アプリでゲーム感覚で学習
思えばこの20年近くの間で色んな英語学習をしては辞め、また始めては続かず、の繰り返し。
正直、費用もいくらかけたかわかりません!苦笑
そのたびに「私また続かなかった…」と落ち込みますが、ふと時間ができたとき、「また勉強してみよう!」と思って再開。
これもホメオスタシスに戻されているけど、再スタートできてる私は「続けられてる」んじゃないかって思うようになりました。
完璧に毎日続けなくてもいい。途中で止まってもいい。
大事なのは、「またやりたくなったときに、戻ってこれること」。
それを「続けてる」って言って、いいんです。
できなかった日ばかり覚えてしまう脳のクセに気づく|ネガティブバイアスの特性

「何をやっても三日坊主で終わっちゃう」
「前も失敗したし…きっとまた同じ」
そんな風に、自分の「続かなかった過去」ばかり思い出してしまう人へ。
それはあなたがネガティブだからじゃなく、実はそれも脳のクセによるものなんです。
脳には「ネガティブバイアス」という特性があります。
これは、ネガティブな情報の方が脳に強く記憶されやすいという性質のこと。
このクセは、生き延びるために進化の過程で備わったものだと考えられています。
たとえば、「危険だったこと」や「失敗した体験」を忘れてしまうと、また同じことを繰り返してしまう。
だからこそ、脳はポジティブよりもネガティブに敏感に反応するようにできているんです。
たとえば、
-
続けられた日より、やめてしまった日の方が記憶に残る
-
1週間続いたのに、1日サボっただけで「全部台無し」と感じてしまう
これはすべて、脳が「ネガティブな記憶」に注目するクセがあるからなんです。
私もダイエットで何度も同じことがあります。
食事管理を頑張っても、外食が続いたときや、思わず食べてしまった時
「あ〜、また全部台無しだ…」と思って、やめてしまいました。苦笑
でも今思えば、それまでの数日間はちゃんと食事を意識していたし、体重もちょっとだけ減っていたんです。
それなのに、「できなかった日」しか記憶に残ってなかった。
でも実はそれが「脳のクセ」だと知ってからは、「できた日」もちゃんと意識して、できた自分を褒めるようになりました。
私たちの脳は、ダメだった記憶ばかり思い出してしまう。
でもそれは、「脳がそういうクセ」を持っているだけ。
だから、「また続かなかった…」と落ち込む前に
「今日できた!」
「昨日よりちょっとやる気が出た」
そんな、「できたこと」にも、ちゃんと目を向けて自分を認めてあげてください。
それが継続できる自分を育てるための第一歩です!
まとめ:「今のままの私でもいい」から始めてみる

いかがでしたか?
何をやっても続かないのはあなたの意志が弱いからではない、全部脳の仕組みやクセによるもの。
ホメオスタシス(現状維持の本能)や、ネガティブバイアス(悪い記憶が強く残る性質)——
どれも、あなたを守るための「正常な反応」でした。
だからこそ、続かなかった過去や自分を責めなくていい。
やめてしまっても、またやりたいと思えたら、それだけで「続けている」と言っていい。
完璧にできなくてもいい。
「今日ちょっとできた」「また始めてみようかな」その小さな気持ちを、大切にしてくださいね。
まずは「今のままの自分でもいい」と認めてあげること。
私もまだその途中ですが、
この考え方に出会ってから、自分にやさしくなれるようになりました。
一緒に、少しずつ進んでいきましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
このブログでは、息子の「小1の壁」をきっかけに正社員からキャリアチェンジした私の「在宅ワーク」について綴っています。
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